Hula Kapili
春まつりに向けて
#Hula Kapiliの春まつり に向けて
数日前の天気予報は雨。
けれどどうしても晴れるとしか思えなかった。
春をお祝いする日だもの。
晴れるにきまっているし、わたしたちはハレカピリ。
フラカピリがメインのイベントになると決まったのがほんの1か月前。
月に1〜3度のレッスンで、まことゆる〜くのんびり踊っている私たちは大慌ての大プレッシャー。

【うみべクラスが始まった頃から支えてくれているのりさん】
さて、どうしたものか。 こうした場を用意し準備を進めてくれている田並劇場の林夫妻に、なんとしてでも最高の舞台を贈りたい。 あんなことこんなことしようか、 フラの技術もまっだまだやからもっと踊りこませようか、 いろいろ考える。
いろいろ考えたけれど、時間は1ヶ月。
最終辿り着いたのは、
メンバーたちに一番に楽しんでもらいたい。
けして無理をさせるのではなく1ヶ月でできることを、
そして今しか踊れないフラを届けたらいいのだ。
いつかクムもそんなことを言っていた。

残り2週間になり、メンバーたちからもっと練習したいという声が出る。
その気持ちを、声を待っていた私は喜んでその気持ちを形にするお手伝いをする。
とはいえなかなか時間はとれないもので、
おやまクラスは2回、(まいちゃん、すみれんちゃんも来て)、
うみべクラスは1時間早めに、
くまのがわクラスは#ふた超 をお借りして1回
音楽隊たちもレッスンに合わせて2回、音楽隊だけで1回集まってくれる。
みんなの顔が変わってくる。


残り1週間。
ああ、しあわせと言いながらみんなでレイを編んだ日のレッスンでは、
みんなのOliを聞いて泣いてしまう。
そんな私を見て笑うみんなと泣いている自分に笑う。

前日はくまのがわクラスのレッスン。
まだまだ不安が残るくまのがわメンバーだったけれど、
ケイキたちが5日前と全然違う。 ゆずなは自分から質問をしたし、ねねは母のあさえちゃんに「今日は踊ってないで!」と家で自主練を言葉通り自主的にしたとのこと。
イベントに出ないひまりちゃんも一緒にがんばる。

衣装も強力な助っ人のおかげで仕上がり、

最後の夜は、こっそりおやまメンバーにクペエを編みながら、
一人ひとりを想う。

【まきちゃんがわかの卒業祝いにと編んだレイ】
12時間後にはもう舞台の上。